100切りのためのLESSON4は、「絶対に3パットしない!パッティングの感覚を磨こう!」です。

パッティングはゴルフの打数の約半分を占める重要なプレーです。
しかし、特に初心者においては練習がおろそかにされ、練習するのは当日の朝だけという方も多いでしょう。
100が切れない人は、パッティングでかなり無駄な打数を費やしていることが多いです。
パッティングは技術より慣れ・感覚が重要となってきます。普段から感覚を磨くことで、スコアアップにつなげましょう!

■距離感は振り幅で調整する。

アプローチ同様に、パターも腕で力加減をしてはいけません。
腕で距離感を合わせようとしても、ボールへの当たり方や当たる強さが安定しないため、距離がバラバラになります。
パターの距離感は腕を使わず、振り幅で調整しましょう。
そうすることでボールへの当たりが安定し、一定の距離が打てるようになってきます。



■パッティングの前に手で転がしてみる。

パッティングの感覚を掴むにあたって効果的な練習が、「手でボールを転がしてみる」ことです。
手で転がしてボールがカップに寄らない人は、パターで打っても寄せることができません。
手で転がしてみてカップへの距離感を掴んだら、その感覚と同じ感覚でパターで打ってみてください。
「ボールを転がして寄せる」ことは共通していますので、きっと良い感覚で打つことができるはずです。


■上り、下りや左右の傾斜は仮想のカップを狙って打つ。

パッティングを難しくする要因の1つが、グリーンの傾斜です。
初心者の方は、傾斜を読み切ってカップインさせるのは難しいと思いますので、 上っているのか、下っているのか、左右どちらに曲がるか、だけは間違えないようにグリーンを見ましょう。
打つラインを決めたら、自分が打つ距離や方向に仮想のカップを想定しましょう。
上りならカップの手前に、下りならカップの奥に、スライスならカップの左に、フックならカップの右に、仮想のカップを想定し、 そこを狙って打っていけば手先で調整せず、いい感覚で打つことができます。




パッティングはとにかく慣れ・感覚が重要になってきます。
退屈かもしれませんが練習を積み重ねましょう。
ドラコンは無理でも、パッティングならプロゴルファーに勝てることもあるかもしれませんよ。


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